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医薬品の個人輸入を輸入代理店にお願いする時の注意点 [獣医師向け]

久しぶりの更新ですね。
何となく毎日が超加速化してあっというまに過ぎていまいました。

今日は、薬の個人輸入について書きます。
個人輸入をしている方の参考になれば幸いです。
具体的には、以下を参照してください

動物薬
http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/yakuzi/y_import/kakunin.html

人薬
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/index.html

これって結構面倒なんですよ。できれば、やりたくないです。。
でも、どーしても日本に無くて、それで動物たちを治療してあげたい場合には仕方ないのですよね。
どんな手順かというと。。。

1.海外のサイトで発注。

2.invoiceをメールで送ってもらう

3.税関から手続きのお知らせが届く。

4.薬監証明の手続きを厚生労働省または農林水産省に行う。(これが結構手間です。)

5.薬監証明が送られて来たら、それを税関に送る。

6.関税を支払い、薬剤が届く。(通常は同時進行)

こんな感じで手続きが必要です。
ここで時間がかかるのは、4~5の薬監証明の取得です。
提出するところにもよるのですが、人薬の場合(厚生労働省)は1~2週間ぐらい、動物薬の場合(農林水産省)は、早くて3週間、遅いと1か月以上かかることがあります。

ですから、緊急の場合にすぐに薬を手に入れるってのは無理なんですね。

ここでご自分ではなく、輸入代行業にお願いしている際には注意が必要です。
もし税関からの連絡が届いて、それを輸入代行に連絡して品物が2~3日で届いた場合は、その輸入代行は、薬艦証明を取得せずに薬としてではなくて、たとえば雑貨として税関を通している可能性があります。

薬監証明を取得するには、送り元のinvoiceと日本に到着した際に税関から届く通知番号がかかれた税関からのお知らせのコピーが必要なため、どんなに頑張っても1週間はかかります。
(動物薬であれば2週間以上は絶対にかかります)

invoiceは総輸入元や輸入代理店であれば、メーカーから前もって取得することは可能ですが、通知番号だけは日本に届いてからでなくては知ることができないのです。ですから、税関手続きのお知らせが届いてから、5日以内に品物が手元に届くには基本的に無理があります。3日以内であればまず薬事法違反の片棒を担がされている可能性があります。

これを確かめるには、税関からの連絡に通知番号がありますから、品物が届いたら、税関に通知番号を伝えどのような品名で税関を通過したかを確かめると良いでしょう。
もし、「農水省から許可を得てサプリメントなどと連絡があり雑貨として通関した」など税関に言われた場合は、その輸入代行は薬事法違反を起こしています。
「薬監証明が送られ医薬品として通関しました」と税関が言えば、その輸入代行は薬事法違反を起こしていません。

基本的に薬監証明には、獣医師のサインと印鑑が必要です。
法律違反を起こしていない輸入代行業者は、農水省や厚生労働省に提出するべき薬監証明の取得に必要な書類をメールなどで添付し購入者に送付し、サインや印鑑、税関からのお知らせ、獣医師免許のコピーなどを添えて代行業者に送り返すよう働きかけるのが通常です。

もし、税関からのお知らせのみをファックスなどで送るだけならば、その輸入代行は怪しいと考えた方が無難です。
十分注意しましょうね!




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